MARC PANTHER

Globe-Trotters Journal

No.20 神ストレッチ

こんにちは!山口県山口市の自律神経専門整体GREENです。毎週日曜日に投稿を担当しています。
今回は、著者の佐藤義人さんの著書「神ストレッチ」を一部紹介したいと思います。

●正しい姿勢がすべての始まり
普段の仕事を通じて、姿勢から多くのことを読み取ることができると考えています。この本でも、すべては「正しい姿勢」から始まると強調されています。実は、悪い姿勢が原因で動きが鈍っている筋肉がたくさんあり、それがさまざまな不調や痛みを引き起こす原因となっています。正しい姿勢と正しい筋肉の使い方を習得すれば、体の痛みを解消するだけでなく、体の不調の予防や日々の疲労回復にも効果が期待できます。これにより、オフィスワークや日常の家事でも最高のパフォーマンスを発揮できると考えています。

●良いと感じた内容のまとめ

筋肉は使わないと忘れる
筋肉を使わなければ、どんどん動き方を忘れてしまい、使い方が悪いと硬くなります。

ストレッチの重要性
やみくもにストレッチをしても、期待した効果は得られないことが多いです。

背中を反る動き
正しい姿勢のためには「背中を反る」動きが大切です。年齢とともにこの動きが減少すると、柔軟性を失ってしまいます。

筋肉をしつけること
正しい姿勢を身につけるためには、筋肉をしつけることが第一歩です。1~2時間おきに意識的に行うことが推奨されています。

パソコンのモニター位置
モニターを高く設定することで、姿勢が改善され、肩こりも軽減します。

多裂筋の重要性
第12胸椎を働かせることが大切で、特に多裂筋という筋肉が重要です。

腰の動き
腰は本来ねじれないシステムで、ひねりは第12胸椎がポイントです。

上体反らし
うつ伏せになり、多裂筋を意識した「上体反らし」が重要です。指先が床から30センチ以下の場合、多裂筋がほとんど動かなくなっています。

足の重心
足の重心は上半身によって決まります。崩れた姿勢を矯正するためには「足指」を使うことが必要です。

正しい重心
正しい姿勢の重心は足関節より少し前にあります。靴の中で足の指を浮かさないことが重要です。

足指のタコ
足の指の腹にタコができるのは良い兆候です。

体の硬さと血管
体が硬い人は血管も硬く、柔軟性を失っています。

腹式呼吸
腹式呼吸は体調を改善し、鬱の改善にも寄与すると考えられています。


●最後に
この本を2019年に購入してから約7年が経過し、ついに今年、佐藤さんにお会いすることができました。2025年には京都市での研修会に参加し、直接お話を伺うことができました。本を何度も読み込んでいたため、研修会は確認作業のような感覚でした。この本の内容を患者様にもお伝えすると、不思議と体の症状が改善される方が多く、今でもセルフケアの際にはお伝えしています。

より深く理論を学ぶことで理解が進み、実際にお会いする機会は非常に良い経験となりました。行動することで得られることは多く、今後も学び続けていきたいと思います。そして、良い情報を必要とする方々にお伝えしていきたいと考えています。


引用:神ストレッチ 佐藤義人

●過去の記事
No.1 自己紹介
No.2 自律神経を整える呼吸法について
No.3 発達障がいをもつ親御さんへのサポートについて
No.4 睡眠の質について
No.5 心も体も喜ぶ!山口県防府市の小さなお昼ごはんの店「和か」の魅力
No.6 頭痛について
No.7 大人の発達障害について
No.8 慢性副鼻腔炎について
No.9 積み重ねた信念が現実化する
No.10 目に見えない「気」というものについて
No.11 女性のうつ病について
No.12 血流がすべて解決する
No.13 トレーニングの考え方
No.14 ストレス解消法について
No.15 栄養学について
No.16 心を掃除する
No.17 リーダーの禅語
No.18 夢見る小学校
No.19 ブレインプログラミング
No.20 神ストレッチ
No.21 あした死ぬかもよ?
No.22 あなたはあなたが使っている言葉でできている
No.23 『右脳の教科書』から学んだこと 〜利き手と脳の使い方〜
No.24 『教える技術』を読んで感じたこと 〜伝えることの本質とは?〜
No.25 「気づかれない気づかい」こそ、本物 〜ANAの気づかいから学んだこと〜
No.26 『整体入門』を読んで気づいた、からだと“気”の深いつながり
No.27 風邪は“体のお掃除”? ― 野口晴哉『風邪の効用』から学ぶ自然の力

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